『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』などで知られる押井守監督が、原作・脚本・総監督を務める新作アニメーションの制作が決定した。押井監督が10年間構想を重ねた意欲作として、2020年の春から初夏頃に国内での放映・配信が予定されている。


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 押井監督は、『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』をはじめ、『機動警察パトレイバー THE MOVIE』『イノセンス』『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』など、国内外で数々の賞を獲得した作品に参加。アニメ・実写映画を中心に手掛ける映画監督であり、世界三大映画祭(ベルリン国際映画祭、カンヌ国際映画祭、ヴェネチア国際映画祭)すべてに出品経験を持つ。

 新作アニメーション制作を担当するのは、今年4月4日に設立された「いちごアニメーション株式会社」。同社は、様々なカルチャーが集結した商業施設「AKIBAカルチャーズZONE」との連動を行い、同施設を日本のアニメ文化を代表する世界的なランドマークへ発展させることを目指すとのことだ。

 押井監督新作アニメーションは、2020年春から初夏頃に放映・配信予定。