女優の飯豊まりえが31日、都内で行われた映画『CAST:』完成披露試写会および新ブランド発表会に出席。以前出演した作品で、慣れない正座をしたために両足を捻挫したハプニングを告白した。


【写真】両足捻挫のハプニングを告白した飯豊まりえ

 本作は、Mr.Childrenや米津玄師などのMV演出を手がけた映像作家・林響太朗が監督を務めた映画作品。自分らしさに悩む3人の女性が、1人の男性を中心に目まぐるしく変わる人生に向き合い、自分らしさに気づき、励まし合い、最後にはスカッと爽快に笑い合う、“オシャレすぎる復讐劇”を描く。

 『CAST:』は、スマートフォンやPCなどで視聴可能なオンライン映画でありながら、登場人物の3人の女性像が新ラインとして立ち上がる“シネマコマース”型のファッションブランド。同作を視聴しながら、登場人物が着用している衣装をそのまま購入することができる仕組みとなっている。

 イベントには飯豊のほか、共演のemma、佐藤千亜妃、林監督が出席した。

 林監督の撮影手法について、飯豊は「ドラマや映画と違くて、怖くなるくらい長回し。
全然セリフ通りしゃべらなくていいよって言ってくれていたんですけど、間が怖くてすごいしゃべっちゃった。カットかからないんで」と回顧。また、飯豊演じたLISAのコンプレックスが「顔が薄いこと」だという点に触れ「顔が薄いのは私自身もコンプレックスであり、このまんまで演じました」と振り返った。

 同作が、3股をかけられた3人の女性が浮気男に復讐する物語であることにちなみ、キャスト3人が自身の恋愛観を語る一幕も。emmaは「現実に3股をかけられたら…。2股までならもしかしたらちょっと考えるかもなんですけど、さすがに無理ですね」と吐露。
同じく、3股をかけられた場面を想像した佐藤は「うーん、フェードアウトします。好きじゃなくなっちゃって怒りもせずに消えます。労力を使わずにそっと」と語った。

 さらに「プライベートで復讐したいこと、またはリベンジしたいことはあるか」と聞かれた飯豊は「とある作品の撮影で、こたつに四人で座って正座しながら怒られて、出てけって言われて出ていくシーンがあったんですけど、出る時に正座し慣れてなくて、両足捻挫しちゃってたんです」と告白。続けて「そこは乗り切ったんですけど、その後、撮影もストップしちゃって。そんな自分にリベンジしたいですね」と悔しさをにじませた。


 映画『CAST:』は、7月31日より特設サイトにて公開。