累計2500万部突破の渡辺航による人気スポーツ青春漫画『弱虫ペダル』が、King & Princeの永瀬廉の主演で実写映画化され、8月14日より公開されることが決まった。

【写真】初の実写映画化! 映画『弱虫ペダル』に出演する伊藤健太郎&橋本環奈

 同作は2008年に週刊少年チャンピオン(秋田書店)にて連載開始され、連載は今年で12年を迎え、現在までに64巻が刊行されている人気コミックス。
アニメ、アニメ映画、舞台、小説、ドラマなどさまざまなコンテンツでメディアミックスされているが、実写映画化は今回が初めて。監督は、映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』『旅猫リポート』などを手掛けた三木康一郎。

 主人公は、地元・千葉から秋葉原にママチャリで通うアニメ好きの高校生・小野田坂道。あることをきっかけに自転車競技部に入部することとなり、そこで出会ったかけがえのない仲間たちのために、自分の限界や壁を越え、レースに勝利するための努力を覚えていく。

 坂道役を演じる永瀬は、ロードバイク、人気コミックスの実写映画主演ともに初挑戦。昨年12月より、舞台公演や年末の歌番組の合間を縫って、自転車練習をスタートさせた。
2回目の練習では先生の指導の下、時速40km近くを出し、3回目の練習では山道を全力疾走するなど気合十分。原作やアニメにハマり、気づくと朝になっている日々を送っており、出演にあたって「とても光栄です。一つの競技に夢中になる選手の魅力をしっかりと伝えて、時間を忘れさせるような作品にしたいです!」とコメントしている。

 坂道の良きライバル・今泉俊輔役には伊藤健太郎。永瀬と同じく12月より練習を始め、出演にあたり「原作を飛び越えた実写ができれば!」と気合十分だ。

 また、自転車競技部のマネジャー・寒咲幹役を、橋本環奈が演じる。
もともと原作のファンだったという橋本は出演にあたり、「魅力あるヒロインとして参加できることをとても楽しみにしています」と話している。

 原作者の渡辺は実写映画化にあたり、「坂道の自転車との出会い、友達との出会い、新しい自分との出会いの物語です。ボクも楽しみにしています!!」とのコメントを寄せている。

 映画『弱虫ペダル』は8月14日より公開。