地上波解禁の流れで、あの番組もすんなり禅譲と行くのだろうか。
元SMAPで『新しい地図』として活動する香取慎吾が、2月14日に放送されたバラエティ番組『ニッポンのレジェンド発掘SP さいしょの人はスゴかった!!』(日本テレビ系)で、約3年ぶりとなる地上波MCを務めた。
香取は現在、主演ドラマ『アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~』(テレビ東京系)も放送されており、ジャニーズ退所後の不遇時代から脱してきた印象だ。
そんななか、業界内で注目を浴びたのが、6日放送の特番『欽ちゃん&香取慎吾の第98回全日本仮装大賞』(日本テレビ系)だった。
「放送100回まであと2回となるなか、番組中にMCの萩本欽一が突然、『今回で私、この番組終わり』と発言し、審査員や参加者を驚かせました。同番組での香取は司会ではなく『出場者をサポートする役』という立ち位置。萩本はジャニーズ退社後、半ば干されていた香取の後見人となり、彼の番組出演をプッシュ。周囲にも『いつかは慎吾に譲りたい』と語っていました。
しかし、萩本の発言に困惑したのは日本テレビだ。業界関係者が明かす。
「番組スタッフは完全に寝耳に水だったようです。ジャニーズの手前、香取を出演させていたのは、あくまで萩本に猛プッシュされて拒めないからというのが日テレのスタンス。だからといって、香取にMCを禅譲ということまで。は了承していない。
往年のファンとしては、香取を推したいところではあるだろうが…。