■NY株式:米国株は上昇、米中関係の悪化懸念が後退
米国株式相場は上昇。ダウ平均は95.22ドル高の25585.69、ナスダックは8.73ポイント高の7637.01で取引を終了した。
長期金利の上昇で、ゴールドマンサックス(GS)やJPモルガン(JPM)などの金融各社が上昇。写真共有アプリを手掛けるスナップチャット(SNAP)は、同アプリでの楽曲投稿サービス開始の為、複数の大手音楽レーベルと協議中であることが伝わり、堅調推移。航空機メーカーのボーイング(BA)は、世界各国の当局者との会合で「737MAX」に関して新たな問題が提起されなかったほか、6月下旬にも米連邦航空局(FAA)が同機の運航再開を許可するとの報道もあり、買われた。
27日(月)はメモリアルデーの祝日のため、米国株式相場は休場となる。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:株反発も上昇幅縮小、米指標も弱く、ドル売り・円買い気味
24日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円65銭まで上昇後、109円27銭まで下落し、109円31銭で引けた。NYダウが買い戻し先行で一時大幅反発した後、上昇幅を縮小する動きに連れた。米国の4月耐久財受注速報値の発表では、予想を下回る内容にドル売りが優勢になった。
ユーロ・ドルは1.1183ドルから1.1212ドルまで上昇し、1.1203ドルで引けた。
ポンド・ドルは1.2648ドルから1.2733ドルまで上昇。英国のメイ首相が保守党党首を辞任すると表明したことを受けて、利益確定とみられるポンド買いが優勢になった。ドル・スイスフランは1.0010フランから1.0033フランで推移した。
■NY原油:反発で58.63ドル、米国の中東追加派兵やリグ稼動数減少にも注目
NY原油先物は反発(NYMEX原油7月限終値:58.63↑0.72)。58.98ドルまで上昇後、いったん57.50ドルまで下落した。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 28.18ドル +0.42ドル(+1.51%)
モルガン・スタンレー(MS) 42.96ドル +0.25ドル(+0.59%)
ゴールドマン・サックス(GS)193.00ドル +1.03ドル(+0.54%)
インテル(INTC) 44.57ドル +0.04ドル(+0.09%)
アップル(AAPL) 178.97ドル -0.69ドル(-0.38%)
アルファベット(GOOG) 1133.47ドル -7.30ドル(-0.64%)
フェイスブック(FB) 181.06ドル +0.19ドル(+0.11%)
キャタピラー(CAT) 122.90ドル +0.64ドル(+0.52%)
アルコア(AA) 23.01ドル -0.23ドル(-0.99%)
ウォルマート(WMT) 102.67ドル +0.81ドル(+0.80%)
スプリント(S) 7.16ドル +0.21ドル(+3.02%)
《SF》