『ペーパーマリオ オリガミキング』は紙のマリオが冒険するゲームだけあって、他シリーズなどにも関連した小ネタがいろいろと用意されています。よく見ると懐かしいアレやコレも……?

この記事では、気になる小ネタを12種類ピックアップしてご紹介します。
なお、ストーリーのネタバレなどはありませんが、自力で発見したい方は注意して閲覧してください。

◆次元のハザマといえば……?
本作の相棒である「オリビア」は、なぜか壁の間に閉じ込められています。そして彼女が自身の居場所をマリオに伝える際「次元のハザマ」などと言うのですが、これにピンと来る人がいるかもしれません。

シリーズ3作目『スーパーペーパーマリオ』では、次元と次元のはざまにある街「ハザマタウン」が重要な場所でした。もしかするとそのオマージュ?

◆キノピオの声援
バトル中、観客席にいるキノピオたちがいろいろ応援してくれます。よく見るとシチュエーションに合わせたセリフになっており、いろいろと勝手なことを言っているのです。


応援はいいのですが、敵を攻撃したときに「やったか!?」と言うのはやめてほしいところ。どう考えても倒せていないフラグが立つセリフですよね。

◆あの「モノ」は!
前作と前々作では、さまざまなモノが冒険に役立っていました。モノとは、紙の世界に不釣り合いな立体的な物体で、実にいろいろな種類が存在していたのです。

『ペーパーマリオ オリガミキング』ではモノに関連したシステムはなくなっていますが、冒険を進めていると意外なところで出会うことがあるかも。

◆きっとなにかのやくにたつから
キノピオを助けると、「きっとなにかの役にたつから」などと言うことがあります。
実はこれ、『スーパーマリオブラザーズ3』でピーチ姫がくれる手紙の文章のオマージュなのです。

◆見覚えのある絵
ミハラシタワーの1Fには絵が飾られているのですが、その内容はどこか懐かしい感じの「サーカス」や「海賊船」です。これは前作で登場した重要な施設で、遊んだ人ならすぐピンと来るはず。

◆懐かしの背景
ミハラシタワーの上階では敵に追われてかなり大変なことになります。その際、背景をよく見ると『スーパーマリオブラザーズ』のようになっているのです。

◆「アートは ばくはつ ざんス!」
ミハラシタワーのボスを倒すと「アートは ばくはつ ざんス!」という言葉を残して爆発します。
これは岡本太郎の有名な言葉「芸術は爆発だ」のオマージュと思われます。

『ペーパーマリオ オリガミキング』は全般的に古い感じのパロディやオマージュも多く、若い人は「いったいどういうこと?」と思ってしまう場面やセリフがけっこうあるかもしれません。そういうときは人に聞いてみるといいでしょう。

◆あのカニは昔の敵!
普段あまり見かけないカニと遭遇することもあります。実はこの「カニさん」は、『マリオブラザーズ』に登場した由緒正しきマリオの敵。懐かしいと思ったレトロゲーマーも多いのでは。


◆忍者屋敷には隠れお団子
忍者屋敷では隠れたキノピオを探す遊びが用意されていますが、槍に混じってお団子も隠れています。

◆懐かしのピーチ姫
プリンセスピーチ号のとある部屋には、過去のピーチ姫の肖像がいくつも飾られています。『マリオストーリー』の写真はなぜかモノクロです(原作のゲームはもちろんカラーなのですが、懐かしさ重視ということでしょうか)。

◆レスキュー隊が復活!
バトル研究所でパズルシミュレーターを行う際、敵キャラクターの変わりとしてレスキュー隊が登場します。彼らは、前作『ペーパーマリオ カラースプラッシュ』でマリオの冒険を手助けしてくれたナイスガイたちです。

◆地下の落書き
下水にはグラフィティが描かれています。
クリア後にこれを見に行くと……?

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