2005年の映画『プライドと偏見』でキーラ・ナイトレイと共演したキャリー・マリガン。同じ33歳でありながら、キャリーはキーラから主演女優としての心得を学んだと明かした。


映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』(2003年)に出演し、18歳で人気女優となったキーラ・ナイトレイ。その2年後の映画『プライドと偏見』では、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされるほど評価された。キャリー・マリガンはキーラ演じる主人公の妹役で出演したが、映画デビュー作とあってキーラとの共演で多くのことを学んだという。

キャリーはファッション誌『W』に、こう語っている。

「キーラはすでに『パイレーツ・オブ・カリビアン』に出演していたから、彼女は信じられないほど有名だったわ。キーラは撮影現場で主演女優とはどうあるべきかというお手本だったの。
もちろん私が主演女優になれたのは、もっと後のことで、彼女から学んだことをすぐに活かす機会はなかったけどね。」
「彼女は素晴らしかったわ。それだけでなくて、聡明で、親切で、すごく優しかったの。彼女のように誰からも愛されるようになることこそ、私がこれから目指すものだって悟ったのよ。」

キーラを絶賛したキャリーは、「私はどう演技するかだけでなくて、人はどうあるべきかということを人々から見て学んでいたわ。何年もね」とも明かした。

そんなキャリーは『17歳の肖像』(2009年)でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされ、その後『ドライヴ』(2011年)や『華麗なるギャツビー』(2013年)に出演し、キャリアを築いていった。

キーラは20歳という若さですでに謙虚な心を持ち、思いやりを持って撮影現場の人々と接していたもよう。
キャリーは最初の映画で先輩女優の良いところを見ることができて、幸運だったようだ。
(TechinsightJapan編集部 朝倉リリー)