その美しい顔面に2つ目のタトゥーを入れ、ネットを騒然とさせたプレスリー・ガーバー(20)。しかしこの新たなタトゥーが、実はニセモノだったことを後日プレスリー本人がSNSに明かした。
ネットユーザーからは安堵の声があがっているが、プレスリーの抱える問題はタトゥーよりも根深いもののようだ。

母親は元祖スーパーモデルのシンディ・クロフォード、父親は実業家ランディ・ガーバー氏という誰もが羨む境遇のもとに生まれ、そのうえ両親の“美形DNA”をも受け継いだプレスリー・ガーバーは、“美しすぎる2世モデル”として妹カイア・ガーバーとともに活躍してきた。そんな彼が、右頬に突如「誤解だよ」という意味の文字“MISUNDERSTOOD”のタトゥーを彫り入れたのは先月のことだった。

「正統派イケメン」「良家のお坊ちゃんセレブ」という世間のイメージを大きく覆したプレスリーの顔面タトゥーには「残念すぎる」「絶対後悔する」といった声が多数寄せられ、それに対してプレスリーは

「ネットはクソみたいなヘイター(憎悪主義者)で溢れてるな。俺のタトゥーが気にくわないなら、とっとと消えな。」

と強気に反論していた。

そして今月16日、プレスリーは左頬のサイドに2つ目のタトゥーが施された自身のセルフィーをInstagramにアップ。
それは星型のなかにメジャーリーグ「ロサンゼルス・ドジャーズ」のロゴ「LA」の文字が描かれたデザインで、前回のタトゥー“MISUNDERSTOOD”よりもかなり大きめであった。両親やファンの懸念をよそにまたも暴走を見せたプレスリーには、

「モデルとしてのキャリアは完全に終わったね」
「手遅れにならないうちに、急いで精神科に行って」

といったコメントが相次いで寄せられてしまった。

しかし2つ目のタトゥーを披露したその翌日、プレスリーはそれが実はフィルター加工された“フェイクタトゥー”であったことをInstagramストーリーで暴露したのだった。

最初のタトゥーを入れた際に、

「ギャングにでも憧れてるのか?」
「何不自由なく育った、リッチな白人2世セレブの典型だな」

などと嘲笑されていたプレスリーだが、2つ目のタトゥーがニセモノだったことを明かした際には、

「俺は別にギャングになんて憧れちゃいない。俺のことを何も知らないヤツは黙ってな。」
「黙ってられないなら、俺はインスタから全部の投稿を削除する。ものすごいストレスだ。」

と記し“ギャング願望”を否定するのだった。


2つ目のタトゥーはかなり大きめだったこともあり、それがフェイクであることが分かると多くのファンは胸をなでおろした。しかし彼の関係者は、プレスリーがタトゥーよりももっと根深い“問題”を抱えていることを指摘している。一家を知る関係者は『Us Weekly』に対し、

「プレスリーは今、反抗期の真っ只中なんですよ。親の七光りを卒業して、自身のアイデンティティーを確立させようとしているんです。」
「最近はタトゥーやその関連投稿で注目を集めていて、ネガティブなものではありますが、彼は世間のそういった反応を楽しんでいますね。」

と明かしている。

実業家として大きな成功を収めた父、モデルとして抜きんでた活躍を遂げた母シンディと妹カイアの影に埋もれたプレスリーは今、疎外感やプレッシャーに押しつぶされそうなのかもしれない。顔面にタトゥーを入れたり、フェイクタトゥーで世間の気を引いたところで、それが根本的な解決には至らないという現実を本人が自覚するまで、彼の“自己発見の旅”が続きそうな予感だ。


画像2枚目は『Presley Gerber 2020年3月16日付Instagram「Colorblind」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)