少子化時代の親子の聖域!? ぶた公園
朝も昼も、雨の日も、ブタはただ優しい顔して眠っている。(他に「うま公園」、「りす公園」もある)
東京都民のオアシス、駒沢オリンピック公園に、「ぶた公園」なる公園がある。「なぜブタ?」「なぜ公園内に公園?」。
とにかく写真をご覧あれ。シュールである。そこに意味を求めることは(たぶん)無意味である。

この何ともいえない摩訶不思議な空間は若者の感性を刺激するようで、自主映画を撮影する大学生に出くわすことも多々。写真は平日の朝の風景なので閑散としているが、週末の昼間ともなれば、親子連れがブタの上や下や横に集ってキャーキャーと休日を楽しんでいる。

駒沢オリンピック公園といえば、昨年の秋にドッグランを本格実施。
おかげで最近はわんこパラダイスと化しているのだが、児童公園という肩書きを持つぶた公園では、犬と飼い主の2ショットはまず見かけない。ここは犬ではなく人間を「うちの子」という人々の聖域。子供がいる方はもちろん、いない方でも、かつて自分もこんな公園で遊んだと、ノスタルジーにひたれる空間でもあるのだ。(エキサイトニュース編集部 さと)