あの東京大学の生協書籍部で『萌える英単語 もえたん』がベストセラー1位に輝いたというニュースが一部で話題。

たしかに、このサイトをみると、立花隆センセイあたりからコメントを頂戴したいような現象が現実に起きている。


が、東大だけにツッコんではいけませぬ。いくら出身大学とはいえ、早稲田の1位2位をりさたんが占めていていいのか。同志社の一位が『世界の中心で、愛をさけぶ』でいいのか?

そんな中で清涼剤のように『マクロ経済学の楽論』を1位に持ってきているのが慶応大学。感心しつつよく見ると、なぜか9位に『ノルウェイの森』、10位に『風の歌を聴け』と、クラシック村上春樹作品が2作も堂々のランクイン。

なぜ今? 課題図書にでもなったのだろうか? さっそく三田の慶応大学の書籍部に問い合わせてみた。

「いいえ、特に課題図書になったわけではありません。実は、慶応大学にはなぜか春樹ファンがすごく多いんです。ですから年間通して、常に彼の作品はトップ10にランクインされています。なぜこんな古い作品か?との疑問ですが、どうも春樹作品をすべて読もうとする学生が多いみたいなんですよ。だから、新しい古いにかかわらず、売れ筋になったりしますね。で、学生どうし村上春樹について語り合ったりしているみたいです」
ちなみに、慶応で最も売れる春樹作品は『スプートニクの恋人』とのこと。

りさタンばっか読んでる早大生の皆さん、村上春樹だってキミたちのOBなんですよー。
(みと)
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