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「アルプススタンド」の名づけ親はだれ?

24日から始まったプロ野球のオールスターゲーム、ファン投票の中間発表。その第1回発表で阪神勢が三塁手を除く10ポジションでトップ!というニュースを受けて、今回はかのチームの本拠地、甲子園球場にまつわるコネタ。

「アルプススタンド」と言えば兵庫県の阪神甲子園球場にある東スタンドと西スタンドをさす言葉。野球好きの人にはあたり前と怒られてしまいそうだが、「アルプススタンド」と呼ぶのは阪神甲子園球場だけである。

名前の由来は昭和4年にまでさかのぼる。

1923年(大正12)に日本初の野球場として甲子園球場が開設された頃はわずか20段の木造スタンドだった。1929年(昭和4)にこの木造スタンド20段が内野スタンドと同じコンクリート造りの50段、高さ14.3mに改造された。

この夏、スタンドは高校野球を観戦する白いシャツのファンで超満員。これを見た漫画家の岡本一平が朝日新聞に漫画とともに一文を寄せる。「ソノスタンドハマタ素敵ニ高ク見エル、アルプススタンドダ、上ノ方ニハ万年雪ガアリサウダ」。

以来、甲子園球場のスタンドは「アルプススタンド」と呼ばれるようになった。

ちなみに岡本一平は大正から昭和にかけての人気漫画家であり、あの岡本太郎のお父さん。岡本太郎も「芸術は爆発だ!」の名言を残している。優れた芸術家は言語感覚もすばらしい!(こや)
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