意外な芸能人御用達の陶芸スポットが経堂にあった
まだん陶房と主宰者の李康則さん
東京は、世田谷。小田急線・経堂駅そばの閑静な住宅街にある「まだん陶房」は、未経験者でも気軽に立ち寄って陶芸を体験できるアットホームなカルチャー・スクールだが、意外な有名人御用達スポットなんです。


その秘密は、主宰者である李康則さん(60歳)にあるようです。実は、李さんは、渋谷の道玄坂上にある老舗焼肉店「清香園」を30数年間に渡って経営。繁華街の喧噪から少し離れた立地のせいか、「清香園」は、長年に亘って、業界人の集まる店として賑わい、あの勝新太郎さんや松田優作さんも足しげく通い、李さんと親交を深めたというからスゴイ。

そんな李さんの「まだん陶房」も有名人がやってきます。最近では、坂口憲二さんが、陶芸が初めてにも関わらず、見事なサラダボールと湯呑を完成。「お茶っ‥‥なんだけど〜」と畑から出てくるCMで若い人にも人気急上昇中の西郷輝彦さんが陶芸に打ち込む様子は、李さんとの交流を交えたTVのドキュメンタリー番組となり放送されました。
その他にも、様々な素顔の有名人が、ふらりとやってきては、無心に土と戯れて表現を楽しむ姿が見られるのです。

もちろん、この「まだん陶房」は、ミーハーな場所でもスノッブな場所でもありません。教室の雰囲気は、地元を中心とした人々の憩いの場。「一日体験コース」は、初めてでも、手取り足取り教えてくれて、ぐい呑みやサラダボールなどのマイ陶器が作れてしまいます。この夏は、そんな魅力的な「まだん陶房」で汗を流してみませんか?(ys)