
(上)山口村役場看板(下)夜が明けて、名前が変わりました
もうあちこちで話題になり、ニュースなどでも頻繁に取り上げられているので、ご存知かと思います。
2005年2月13日、長野県の山口村が、岐阜県の中津川市となりました。
市町村合併は、すごい勢いで日本全国で進んでいますが、こうして県まで変わるケースは、46年ぶりとか。
それだけの大きなムーブメントであるがゆえに、反対する人々もいらっしゃるわけで。そうした方々への配慮もあり、盛大な式典は無く、静かにその日の朝を迎えたようです。
合併の夜を挟んで二度訪れて、「無くなっていくもの」「新しくなったもの」をあれこれかき集めてみました。
やはり一番わかりやすいのは、道路につけられた「長野県山口村」の看板(カントリーサイン)でしょう。でも、メインストリートである国道19号にあったものは、前日の段階で既に片付けられてしまっていて、がっくり。探した結果、そこから少しはずれた橋にはまだ残っていました。
合併後に見に行くと、まるでその看板がマボロシであったかのように、きれいさっぱりと無くなっていて、仕事の早さに驚きます。
村役場は、建物はもちろんそのままですけれど、「中津川市山口総合事務所」と名前を変えました。
郵便局の消印も、「長野・山口」から「岐阜・山口」に変わるようです。
村にあった道の駅「賤母(しずも)」で発売していた記念きっぷの住所も、13日からしっかり変わりました。マニアのみなさん要チェックですよ。
合併に際して市長さんはこうおっしゃったそうです。「合併はゴールではなく、未来へのスタート。」まさにその通り。県が変わっても、その土地のよさは変わらないものね。
ここを舞台とした島崎藤村の「夜明け前」とデジカメを片手に、ぶらりお出かけしてみてはいかがでしょうー。(谷和原のぞみ/お気楽ステーション)
2005年2月13日、長野県の山口村が、岐阜県の中津川市となりました。
市町村合併は、すごい勢いで日本全国で進んでいますが、こうして県まで変わるケースは、46年ぶりとか。
それだけの大きなムーブメントであるがゆえに、反対する人々もいらっしゃるわけで。そうした方々への配慮もあり、盛大な式典は無く、静かにその日の朝を迎えたようです。
合併の夜を挟んで二度訪れて、「無くなっていくもの」「新しくなったもの」をあれこれかき集めてみました。
やはり一番わかりやすいのは、道路につけられた「長野県山口村」の看板(カントリーサイン)でしょう。でも、メインストリートである国道19号にあったものは、前日の段階で既に片付けられてしまっていて、がっくり。探した結果、そこから少しはずれた橋にはまだ残っていました。
合併後に見に行くと、まるでその看板がマボロシであったかのように、きれいさっぱりと無くなっていて、仕事の早さに驚きます。
村役場は、建物はもちろんそのままですけれど、「中津川市山口総合事務所」と名前を変えました。
郵便局の消印も、「長野・山口」から「岐阜・山口」に変わるようです。
村にあった道の駅「賤母(しずも)」で発売していた記念きっぷの住所も、13日からしっかり変わりました。マニアのみなさん要チェックですよ。
合併に際して市長さんはこうおっしゃったそうです。「合併はゴールではなく、未来へのスタート。」まさにその通り。県が変わっても、その土地のよさは変わらないものね。
ここを舞台とした島崎藤村の「夜明け前」とデジカメを片手に、ぶらりお出かけしてみてはいかがでしょうー。(谷和原のぞみ/お気楽ステーション)
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