その場でブレンド!緑茶ペットボトル特許出願中
(左)ご覧のように、開封するまではミネラルウォーター。(右)キャップをまわすとミネラルウォーターに抹茶が混合、緑茶に早変わり!
先日、大宮駅構内にある高級スーパー“いかり”で不思議なペットボトルを発見。透明だったので最初は水かな?と思ったのだけど、見れば“お手前緑茶”「京かおり」と書いてある。


え、これが緑茶?!

実はそこには、とっても画期的な仕組が隠されていた。なんと、完全密封されたキャップの中に新鮮な宇治抹茶が入っていて、キャップをまわすだけで、その抹茶がミネラルウォーターの中に落ち、混ぜるだけであっという間に緑茶が出来上がってしまうのだ。

だから、飲みたいときにいつでも出来たて状態! 原材料も、茶葉を微粉末にした抹茶とミネラルウォーターのみなので安心な上、カテキンなど抹茶の栄養分がまるごと摂取できるという優れもの。

もちろん味もフレッシュで濃厚、今までペットボトルでこんなの味わったことがない。なんとも贅沢なお味。その美味しさと、ありそうでなかったこのアイデアに感動した私は、さっそく製造元の(株)井六園に問い合わせてみた。


飲料事業部の馬場さんによると、このキャップに抹茶を入れるというアイデア、そしてその仕組については、国際特許取得中。昨年6月から京都を中心に発売開始し、さらに12月末には東京にも進出。以来、売れ行きは絶好調で、生産が追いつかないほどだったとか。

ちなみに東京では、プランタン銀座、一部のイトーヨーカ堂、高級スーパーの“サカガミ”と“いかり”で販売しているとのこと。もしかしたら既に愛飲してる人もいるかも?!

ペットボトルで新鮮な緑茶が味わえる嬉しさもあり、さらに、自分で混ぜて水を抹茶ドリンクに変えるというところが、なんとなくマジックのような楽しさもありで、これにはかなりハマりそう!(田辺 香)