恐竜を発掘して組み立ててみた
発掘開始〜完成まで
東京上野、国立科学博物館で開催中の「恐竜博2005」。先日、秋篠宮ご夫妻もご覧になられたとか。
世界最大のティラノサウルス「SUE」を筆頭に、「恐竜の糞」の化石など、楽しい展示や映像がたくさん。「恐竜と鳥の境目は明確じゃない」なんて解説にも驚く。そして、展示の後に待っているのが、恐竜グッズを集めたショップ ”DINO STORE” だ。

細かく分けると数百種のアイテムがあるというショップで、筆者の目を惹いたのは「恐竜の骨 発掘セット」。恐竜プラモの一種だけど、普通のプラモじゃない。自分でパーツを発掘しないといけないのだ。おお、面白そう。誘惑に負け、買ってしまった。1,260円也。

箱を開けると出てくるのは、一枚の重く厚い板状ブロックと、木製ノミ、ブラシ、接着剤。新聞紙を敷き、発掘開始。ノミを使ってブロックを掘り、恐竜の骨を探す。
結構簡単に見つかった。よしよし、と思ったら、それからが大変。全部掘り出すのは結構骨が折れる。短気を起こして力まかせに掘ると、弱い部分がポキっと折れてしまった(これぞホントに骨が折れた)。化石発掘ってやったことないけど、きっと大変なんだろうなあ。

2時間かけ、やっと発掘終了。水できれいに洗って、組み立て開始。部品の数が少ないから、組み立ては割と簡単。我ながら、なかなかよい出来映え。どこに飾ろうかな。

ショップの方にお話を伺ったところ、この発掘キット、中国で作られているもの。一般のお店ではあまり扱ってなくて、主に地球関係の博物館で販売されている。
ショップには他にも数種の「発掘モノ」があって、子供たちに人気があるそうだ。筆者は見るの初めてだけど、小さい頃に見つけてたら、地質学者になってたかも、なんて、ちょっと思った。

「他にお薦めのグッズは?」と尋ねたところ、一番にお答え頂いたのが「6月3日に発売になったばかりの、トミカのミニカーです」。人気恐竜キャラ「レッチー」が乗ったトラックと、ハイラックスとの2タイプがあるそうだ。こちらも子供にうけそう。恐竜博開催は7月3日まで。まだの方はいかが? 同じ入場券で常設展も見られるので、まる一日遊べてお得です。(R&S)
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