「愛知万博グッズ」もいつか価値がでるのか
先日、会期の折り返し地点を迎えたという「愛知万博(愛・地球博)」。残念ながら今のところ体験できていない私だが、「万博」という言葉に触発されて、1970年に開催された「大阪万博」のことが気になり始めている。
大阪万博をテーマにした食玩「タイムスリップグリコ 大阪万博編」が6月から関東で発売されたのも影響し、なんだか無性に大阪万博グッズが欲しくなってきた。

というわけで訪ねたのが東京都台東区にあるレトログッズショップ「EXPO」。店内に所狭しと並べられたレトロな品々に、懐かしもの好きな私は興奮してドッと汗をかく。お店の中央にはドーンと大阪万博グッズのコーナー。またまた汗をかく私。

家に帰り、何点か購入した大阪万博グッズを眺めながら、ふと思った。
現在開催されている愛知万博のグッズも、同じように35年後にまで振り返られたりするんだろうか……?

この度、「EXPO」の店長、鴻池綱孝さんにお話を伺うことが出来た。まず、愛知万博が開催されたことで大阪万博グッズの売れ行きに影響があったりしたのだろうか、という疑問に「それはありますね。最近では40代の方がよくいらっしゃいます。(大阪万博が開催された)1970年に生まれたなんていうお客さんもいましたよ」とのお答え。愛知万博開催にともなって大阪万博を振り返るイベントなども各地で開かれているらしく、それも影響しているようだ。

次に、愛知万博のグッズにもいつかプレミアがついたりするものだろうかという質問をさせていただくと「それは万博自体の成功にかかっていると思いますねー。
ただ時間が過ぎれば価値が出てくるというのではないですからね。それに、大阪万博のグッズだって、一つ一つは案外雑に作られたものが多いですよ。一気に大量生産が始まった時代だったしね。でも大阪万博自体のインパクトが強かったから、今でも魅力的なんですよ」とのことだった。

なるほど……。確かに時折ニュース等で目にする大阪万博の映像は近未来という感じで強烈な印象があるもんなー。
とりあえず、頑張れ愛知万博!と無責任にエール。

なお、下記の「EXPO」のサイトでは大阪万博グッズの通販も!覗いてみるだけでもきっとワクワクしますよ!(スズキナオ)