ベッカム御用達の酸素カプセルでリフレッシュ体験!
(上)ビニール素材のカプセル。加圧していない状態では、ふにゃふにゃだが…… (中)使用中は、ぱんぱんに膨らむ (下)上の部分が気圧を高める装置で、下が酸素濃縮機
「酸素カプセル」をご存知だろうか?

人間の生存に必要不可欠な、酸素。こいつを効率良く体内に取り込むための装置だ。

気圧を高めたカプセルの中に入って1時間ほど横になるだけで、疲労回復、ストレス解消、健康増進、ケガの治癒、美肌、ダイエット、老化防止、集中力の向上など、さまざまな効果・効能があると言われている。

前回のサッカーW杯直前に、ベッカムが骨折を治すのに使用したため「ベッカム・カプセル」などと呼ばれて日本でも話題になった。今回のドイツW杯では日本代表選手が愛用、ヤンキースの松井秀喜も骨折治療に使い、日本球界ではすでに日ハムと楽天が導入済み、巨人も東京ドームに設置を検討しているという。
さらに最近では、スポーツ界だけでなく、エステサロン、美容外科、整骨院、鍼灸院などにも続々導入されていて、何かと注目度の高い健康アイテムなのだ。

今回、酸素カプセルの発売元のショールームを訪ね、これを実際に体験させてもらった。
現在日本で流通している酸素カプセルにはいくつかの種類があるが、今回お話を伺った正規販売代理店で扱っているのは「イオ・O2クリスタル」という商品。
販売代理店の長尾さんによると、「気圧を高めて血液の循環を活発にするだけでなく、高濃度の酸素でカプセル内を満たすことによって、より効果的に酸素を吸収できる酸素カプセルです」とのこと。

カプセルは縦2m、幅55cm、高さ70cmの円筒形。さっそく中に入ると、割と広くて身長180cmの僕でも窮屈さは感じない。
ファスナーで密閉して、加圧開始。すると1分ほどで、すぐに耳が痛くなってくる。耳抜きができないとこりゃ辛かろう。


5分ほどかけて1.2気圧まで上げ、カプセル内の酸素濃度は通常の大気より15%ほど高い30〜35%になっている……はずだが、体感的にはほとんど変化無し。高気圧による圧迫感なども無い。すごく普通だ。通常エステなどでは、本を読んだり、音楽を聴いたりして過ごすらしい。
うん、なかなか快適。ってゆーか、横になってると……眠気が……。
Zzz……。

正直言って、効果のほどはよく分からなかったが、中には1回で目に見えて効果が出る人もいるらしい。まあそこらへんは個人差もあるだろうし、充分な効果を得るには継続して使う必要があるので、1回で劇的な変化を望むもんでもなかろう。最近は気軽に利用できるサロンも多いので、話の種に体験してみるのも良いのでは。

ちなみにこれ、買うとおいくらなんですかね?
「約400万円になります」

…………。

実際これが気に入ってしまって、個人で購入したスポーツ選手などもいるらしい。
あいにく僕には無理ですが、ビジネスへの活用など興味のある方は、以下までお問い合わせくださいな。
(山田真也)

・正規販売代理店
(株)ロングフィールド・エンタープライズ
販売事業部 長尾
電話:03-6406-0244
メール:nagao-o2sanso@longfield-e.com