ブーム到来!? あのプロピアからつけヒゲ登場!
0.02mmの透湿性皮膜でナチュラルさを演出
世界初、0.03ミリの薄さで頭皮と一体化させるヘアコンタクトと言えば「プロピア」。
腕につけた毛を引っ張るCMを初めて見た時には度肝を抜かれたが、今度はその「プロピア」からつけヒゲが登場したというではないか。


つけヒゲというと、ついついスパイとかベタな変装を思い描いてしまうのだが、かつらやヘアコンタクトならいざ知らず、一体どんな人たちがいつ使うのだろうか? はたまたつけヒゲが新たなムーブメントになっているのか? これは聞くしかあるまい、とさっそく株式会社プロピアに問い合わせてみた。

「つけヒゲ、当社ではメイクアップヘアコンタクトと言っておりますが、2003年5月のヘアコンタクト発表時より、一般のお客様はもとより映画関係者からも大変ご要望を頂いておりました」と営業部事業推進課の配島さん。

むむ、映画関係者というのは何となくわかるが、一般のお客さんというのはどういう人たちなのだろう。

「ヒゲの薄い方や職業柄ヒゲを生やせない方ですね。社会通念上、一般のサラリーマンであってもヒゲを生やすのには抵抗があるのではと思います。会社によっては社内規定等で決められている、というお話も伺っています。
そういう方々がイベントや休日にいつもと違う自分を演出したいとお考えのようです」

私はてっきりアラブ方面へ出張する際に使用するなど、かなり限られた人々に求められているものかと思っていたが、自分のイメージを手軽に変えるファッションアイテムだったとは、これは失礼いたしました。

「ヘアコンタクトに使用されている透湿性皮膜が0.03mmに対して、メイクアップヘアコンタクト(つけヒゲ)に使用されている透湿性皮膜は0.02mmとなっております。以前より0.02mmの透湿性皮膜を開発しておりましたが、この度完成致しましたことにより、生産・販売に踏み切りました」と配島さん。

さらに、メイクアップヘアコンタクトの種類やつけ心地についても配島さんに聞いてみた。

「現在は既製品としては口ひげタイプの1種類のみですが、ハサミを使ってご自身のサイズにカットして頂くことが可能です。特別注文(オーダー)であればお好みのスタイルをお作り出来ます。
今後は既製品も形、色ともに種類を増やす予定でおります。一般に販売されているものは、ほとんどパーティーグッズのレベルかと思います。メイクアップヘアコンタクトは本物に匹敵する商品としては業界初と言えるかもしれません」

つけヒゲ開発に当たっては社長や取締役が毎日のようにつけてモニターテストをしたそうで、会話をしても食事をしてもはがれることはほとんどないのだそうだ。ヒゲの濃い人で1〜2日、もともとヒゲがあまり生えない体質の人であれば5日〜1週間使用できるとのこと。
気になるお値段も既製品は3,150円、オーダー品も4,000円〜5,000円と意外とお手ごろ。

現在、メイクアップコンタクトは2006年7月30日より電話、プロピアウェブサイト、プロピア全国33店舗及びプロピアサポート・サービス店(8月28日現在にて261店舗)で販売中。

発売から1カ月未満ですでに約1000枚が売れたとのこと。こんなに売れているとはちょっとビックリ。
つけヒゲがファッションの定番になる日も近いかもしれません。あなたの身近な人もすでに使っているかもしれませんよ。
(こや)