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リーブ21に聞いた! 毛の不思議

先日、リーブ21の「発毛日本一コンテスト」で興味深い研究発表を聞いた。「毛には、一定の長さになると成長を抑える遺伝子があり、マウスの毛を剃ってしまうと、その一定の長さになるまでは急速に伸びる」というものだ。

そこから連想したのは、お年寄りになると眉毛が異常に伸びる「じじ毛」、耳に毛が生える「耳毛」などである。理屈としては同じなのか? 発毛のプロ、リーブ21の研究員に毛についての疑問をいろいろ聞いてみた。
「眉毛が異常に伸びるとか、耳毛が生える原因としては、大まかに二つの可能性が考えられます。一つは、『毛周期制御』の乱れが起こったせいで成長期が長くなっている可能性。もう一つは、毛の伸びるスピードが早くなっている可能性です。いずれにせよ、毛の成長を抑える遺伝子の働きが低下したために起こると考えることは可能ですし、有力な説かもしれません」
ただし、毛の成長を抑制する遺伝子は一つではないため、実際に調べるのは難しいとのこと。

本来、うぶ毛しか生えないような場所にあるホクロから毛が生える「ホクロ毛」についても、「何度も同じ場所から生えてくることから、その毛包に何らかの異常があると考えられます。その異常の原因とホクロができることに因果関係があるなら、それが『ホクロから毛が生える』原因かもしれないですね」と言う。

また、よく言われる「胸毛が生える人はハゲやすい」説については、こんな説明があった。
「男性ホルモンの濃度にどの程度、個人差があるのかはわかりませんが、人によって起こる前頭部や頭頂部での脱毛を男性ホルモンが促進していることは、数多くのデータが示しています。その一方で、胸毛のような『性毛』は男性ホルモンによって増加するといったことも知られています。同じ毛なのに、抜けることと増加することと、全く逆の作用であることは大きな謎です」
これは今のところ、毛の部位によって男性ホルモンに対する「感受性」が違うのだろうと考えられているそうだ。では、「じじ毛」「耳毛」「ホクロ毛」「胸毛」「へそ毛」など、不要な毛を頭部にまわすことはできないのか? 女性にとっても、毛の問題は決して他人事じゃない。処理がわずらわしいムダ毛、いっそ将来の頭髪にまわせるならまわしたいですよ。

「体毛をのばすのに使われなかった養分がそのまま頭髪に使われるといったことはないと思いますが、完全に否定することも難しいです。ただ、もしそんなことがあるなら、美容で体毛を永久脱毛した人たちは頭髪が濃くなったという報告があるはずだと思いますが…」
 
ちなみに、現在、一部の皮膚科医院では脱毛症の治療として、毛髪の移植手術が行なわれているとか。ただし、後頭部の髪の生えた部位から脱毛した部位へと本人の毛髪を移植するもので、皮膚ごと採取することになるため、他の部分の体毛が使われることはほとんどないそうだ。毛って本当に不思議ですね。(田幸和歌子)

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2005年5月13日のコネタ記事

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