直線距離で「道の駅」同士が一番近いのはドコ?
道の駅「井波」(上)と道の駅「庄川」(下)。およそ直線距離にして、1.4キロほど
秋です。ドライブがよりいっそう気持ちよいシーズンです。
そうした行楽気分に加えて、道の駅のスタンプラリーの応募期間が佳境に入り始めました。関東、東北地方は、12月。北海道は賞への応募を考えれば、11月の3日までです。
すでにたくさん回った方も多いでしょうね。私は、今年は200駅ちょっと。私の倍以上も回っている人もいらっしゃいますから、まだまだです。ちぇ。
しかし、なんとなく思うのですが、道の駅が混んでいる気がします。以前に比べて。
場所にもよりますが、道の駅そのものがドライブの目的地として、定着してるのかなあなんて思っています。

さて、そんな道の駅めぐりをしていると、今いる駅から次の駅まで、どうルートをとったら効率的か、なんてことを必ずや考えると思うのです。線路上にある鉄道の駅と違って、必ずしも同じ道沿いにあるとは限らないですし。

そこで地図を取り出して、ああでもないこうでもないと考えるわけで。まあ、その行為そのものが「ラリー」としての競技的な部分ですので、そこは楽しんでいただくよりほかはなく。

では、その全国845個所の道の駅同士が一番近いのはどこなんでしょう? 道のりではなく、単純に直線距離で考えます(この距離の算出にあたっては、全国道の駅塗りつぶし同好会というサイトの管理人さんである、Kumさんにご協力を仰ぎました)。

ナンバーワンは、富山県の「庄川」と「井波」で、およそ直線距離にして、1.4キロほど。まさに目と鼻の先です。現在は、両駅ともに南砺市になっていますが、もともとは庄川町と井波町で、それぞれが整備したのでこうなったのですね。車で走っても2分ほどで到着します。
第二位は、長野県の「安曇野松川」と「池田」間です。ここも距離にすれば1.5キロ程度。ぱっと地図で見た感じ、かなり近いのですが、これが落とし穴。実はこの2駅、間に高瀬川という割と幅の広い川を挟んでいるのです。駅同士を結ぶような橋はありませんので、ちょっとばかし迂回が必要。
結果として、5キロほど走らないと到着しないのです。
第三位は、大阪府の「かなん」と「ちはやあかさか」です。おお、日本一かわいい道の駅は、隣と近いベストスリーでもありました。

逆に、遠いほうはどうでしょう。そりゃ、沖縄と北海道じゃ離れていますけれど、その駅から一番近い駅までの距離で考えてみましょう。すると、ああ、やっぱり、沖縄県の「ゆいゆい国頭」から、鹿児島県の「奄美大島住用」でした。実に距離にして200キロ超。

しかし、ここを含めて、すべての道の駅を回った人って、ホントすごい……。
(谷和原のぞみ/お気楽ステーション)

・エキサイト地図検索「井波〜庄川」
・エキサイト地図検索「安曇野松川〜池田」
・エキサイト地図検索「かなん〜ちはやあかさか」
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