七草粥を逃したら、三十七種粥をめしあがれ
さすが37種! 具だくさん!
1月7日、七草粥食べましたか? 贅沢なお正月料理やおせちで疲れた胃腸を休めるためにお粥を食べるこの習慣。私は一度も実行したことがないのだが、あなたは食べる派?
七草が全部言えるか……ってのは今回は置いておいて、身体によさそうな7種類の野菜を刻んで入れたお粥を食べる健康意識は「1日30品目」といわれる現代にも通じるものがありそう。
ひとつのものを食べるのではなくて、いろいろな物が入った食事をとることが身体にいいという概念は古くからあるものなのだろう。

それならば、風習にしたがって今年はちゃんと食べればよかったと思っていたところ、すごいものにめぐり合ってしまった。なんとなんと「三十七種粥」。7種類どころかプラス30品目も入ったお粥が食べやすいレトルト食品として販売されているのだ。「1日30品目」もこれだけで余裕でクリアしてしまうではないか!

この商品、パッケージの写真が少し茶色がかっていて、味付きらしいことがうかがえる。そして、お粥の上には刻まれた具がたっぷり! なんたって37種類ですから。
これはいかにもおいしそうだ。
レトルトの袋を開けるとふわっと優しいにおい。味は薄味だが、穀物の自然な甘みが感じられてとっても素朴。いい意味ですごく健康によさそうな味、といえる。なんだかトクした気分。

パッケージに描いてある37種類の内訳は、雑穀類16種(発芽玄米、あわ、ひえなど)、きのこ類4種(椎茸、えのきなど)、根菜類4種(ごぼう、れんこんなど)、種子類5種(麻の実、松の実など)、豆類4種(大豆、黒豆など)、海藻類4種(昆布、ひじきなど)。
七草粥と同じく肉や魚などは使用していない。そしてなんと味付けは塩のみ! 素材の味で勝負しており、それぞれの素材の産地もホームページで明記しているという気遣いっぷりもうれしい。

普段から食生活の乱れた現代人、7種では足りないのではないかと、勝手にご提案。七草粥を逃したら、「三十七種粥」をぜひともご賞味あれ。
(さくら)