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いま遭遇する巨大バエ、どこでそんなに育ったの?

       
4〜5月にかけて、街中や喫茶店などで、「巨大バエ」に何度か遭遇した。

どこからともなくやってくる「巨大バエ」。
この大きさからして、冬を越しているように思えるのだが、冬の間はあんまりハエを見かけない。
では、いま目の前に出現している“彼ら”はいったいどんなところで、どのように過ごしているのだろうか。
また、この時期、発生しているのは何のハエなのか。
害虫駆除のプロ・フマキラー株式会社のマーケティング部に聞いてみた。

「ご指摘の巨大バエを実際に見ていないため、確かではありませんが、おそらく『オオクロバエ』かと思われます。この種類は寒さに強く、冬場にでるため、春先によく見かけるんですよ」
オオクロバエについて『小学館の図鑑NEO 昆虫』で調べてみると、この「オオクロバエ」という種類は、体長9〜13ミリ。幼虫は動物の死体、ごみため、トイレなどに発生し、成虫で越冬するらしい。

では、一般的に、ハエは、どんな時期に生まれていつ成虫になるのか。ハエにとっていちばん過ごしやすい季節はいつなのか。
「ハエは成虫、幼虫ともに一年中見られ、発生のピークは春から秋です」

“彼ら”が日ごろ、どんな過ごし方をしているかというと……。
「全国の市街地や里山、畜舎や鶏舎、ゴミ埋立地などにいます。発生場所は、食性と深い関係があり、生ゴミを餌とするイエバエは一般家庭の台所などに多く見られ、便を餌とするセンチニクバエは畜舎などに多く発生します」

ところで、ハエの一般的な寿命はどのくらいなんでしょう?
「イエバエの場合、1回の産卵数は50〜150個。半日から3日後に孵化します。幼虫(ウジ)は4〜10日で2回脱皮をして蛹になり、5〜10日で成虫になります。成虫は1〜2カ月生存します」
ちなみに、いま遭遇する巨大バエが「オオクロバエ」だとすると、寿命は通常のサイクルで計算すれば良いそうなので、長めに見積もっても生後3カ月程度。

人目に触れず何年も生きてきた結果、巨大化したハエというわけではなく、もともと大きな種類で、寒い冬を市街地や里山、畜舎や鶏舎、ゴミ埋立地などで過ごしてきた後、春になってから活発になっているということのよう。

何度追い払ってもしつこくやってきて、いかにもわけ知り顔に見えるが、特にハエ界の「長老」的存在というわけでもなく、おそらく普通に冬に生まれて暖かい春に浮き足立ってるヤツらのようです。
(田幸和歌子)

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2008年6月7日のコネタ記事

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