
アリババグループ傘下のアリババクラウドはこのほど、自動運転モデルの学習・推論加速フレームワーク「PAI-TurboX」を発表した。
PAI-TurboXはセンシングや計画・制御、さらに世界モデルの訓練効率を向上させられる。
PAI-TurboXの実測結果は以下の通り。
・自動運転向け3D物体検知モデル「BEVFusion」のトレーニングでは、訓練時間が58.5%短縮。
・自動運転向け高精度地図生成モデル「MapTR」のトレーニングでは、訓練時間が53%短縮。
・エンド・ツー・エンド型の自動運転モデル「SparseDrive」のトレーニングでは、センサーモジュールの訓練時間が51.5%、統合訓練の所用時間が48.5%短縮できた。
(36Kr Japan編集部)