
夏休みは自動車教習所に通う人が最も多い時期となる。中国浙江省金華市にある鑫竜自動車教習所は、市内で初めてAI(人工知能)を導入し、教習車に加え、運転シミュレーター室や教習データ管理にも活用している。
各教習車には、車載レーダー16基や映像認識機器、スマートシステムが搭載され、車の「目」と「脳」として機能。受講者に総合的なサポートと指導を提供する。また、セキュリティープログラムも組み込まれ、安全確保にも配慮している。
浙江省では現在、同様の教習所の設置が複数進められており、AI技術の導入により、教習現場の高度化と効率化が期待されている。【新華社金華】