
中国発越境ECプラットフォームのTemu(テム)は、日本市場進出2周年の節目に日本の消費者の購買行動やオンラインショッピングの利用動向に関する調査結果をまとめた。
市場調査会社イプソスが2025年6月、過去1カ月にオンラインショッピングを利用した20代から60代までの男女2000人を対象に実施した。
物価高により生活コストの上昇が続く中、7割が「価格の安さを優先するが、品質は一定以上のものを選ぶ」と回答し、コストパフォーマンスへの意識が高まっていることがうかがえた。特にTemu利用者層では、その傾向がより顕著で、20代や子育て世代の勤労層が多くを占めている。
また、「月に1回以上オンラインショッピングを利用している」との回答は全体の8割に上った。節約志向も強まっており、買い物習慣の変化を問う設問では、回答者の4~5割が「セールやクーポンの活用」「より安い商品の探索」「不要な物を買わない意識」していた。
(36Kr Japan編集部)