中国の火鍋チェーン大手、海底撈国際控股(ハイディラオ)が25日に発表した2025年6月中間決算は、売上高が前年同期比3.7%減の207億300万元(約4350億円)、純利益が13.7%減の17億5500万元(約370億円)、非国際会計基準(Non-IFRS)ベースのコア営業利益が14.0%減の24億800万元(約506億円)だった。会員数は2億人を超えた。
店内飲食の客席回転率は直営店で1日当たり3.8回転、来店客数は1億9000万人に迫った。飲食市場の競争激化や顧客ニーズの変化などが響き、客席回転率と客足はやや落ち込んだ。
新規出店数は直営店が25店、フランチャイズ加盟店が3店だった。テイクアウト事業の売上高は60%近く増加した。火鍋のほか、「ひとりご飯」向け具材のテイクアウトが急増し、売上高の55%以上を占めた。【新華社北京】