タイ地方行政局の特別部隊は27日、バンコクのドンムアン区中心部にある大規模賭博施設を緊急摘発し、利用客200人超を逮捕した。

マティチョンの報道によると、現場はドンムアン区ソンプラパ通り１番地にある賭博施設。

地元住民の苦情を受け、当局は賭博の事実を確認。摘発のため１カ月に渡り調査を実施した。

賭博施設は午前10時から翌午前６時まで運営。専用駐車場や送迎バス、エアコン完備の客室、食事、飲料も提供していた。利用客の多くは高齢者だった。当局は多数の賭博サーバーと銀行口座16通を押収。賭博施設の元締めの特定を急ぐ。

調査によると、当局は過去に複数回、この賭博施設を摘発したが、密かに運営を続けていた賭博ネットワークの一部だと判明した。

利用客の逮捕後、プームタム・ウェーチャヤチャイ内務大臣とアッシット内務事務次官が現場を視察した。

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