38の芸術文化関連団体が大阪に集結し、工芸やアート、劇、文学、映画などのプログラムを開催した。
イベントのために考案された公式マスコット「a-We」(アウィー)は、会場で販売された関連グッズが一部売り切れるなど人気を博した。会場や大阪市内の台湾関連店舗を実際に巡りながら遊ぶオンラインゲーム「a-We TO GO」は、文化部によれば延べ約7万人がプレーした。
李遠(りえん)文化部長(文化相)は報道資料を通じ、We TAIWANの感動的なコンテンツが、日本や世界に包括的で全く新しい台湾文化の体験をもたらしたと振り返った。
今年が戦後80年であることに触れ、台湾と日本がそれぞれ異なる文化を発展させてきたことが見て取れたと言及。台湾文化はもはやいかなる世界文明の従属物でもなく、その堂々たる姿が世界をリードする半導体のように、台湾人の知恵や努力の精神を象徴していると述べた。
李氏はまた、今回の展示や公演プログラムを来年には台湾で実施することも発表した。
▽ 26~28日には万博会場でのプログラムも
関連イベントとして26~28日に万博会場内で、台湾の寺廟文化を体現したプログラム「廟前の感謝の舞台」が上演される。各日午後5時から1時間、夢洲会場ポップアップステージ北で行われる。鑑賞には万博の入場チケットが必要。
(王宝児/編集:田中宏樹)