中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)はこのほど、2025年1~6月の売上高が4270億元(約9兆円)と半期ベースでは2020年以降で過去最高を記録したと発表した。前年同期比では3.94%増加した。

一方、純利益は32%減の371億元(約7800億円)となった。

研究開発費は9.04%増の969億5000万元(約2兆円)に達して売上高の22.7%を占め、、研究開発への積極的な投資姿勢が鮮明となった。

ファーウェイ主導のEV連合が止まらない⋯6月販売5.2万台で新興勢トップに、「AITO」がけん引

スマートフォンを中心とする端末事業は好調だった。調査会社IDCによると、同社の4~6月の中国市場向けスマホ出荷は1250万台に達し、シェア18.1%で市場首位に返り咲いた。

ファーウェイは9月4日、新型の三つ折りスマートフォン「Mate XTs」を発表する予定だ。前モデルの「Mate XT」は、2024年9月に世界初の量産型三つ折りスマホとして登場し、1万9999元(約42万円)からという高額設定にもかかわらず大きな反響を呼んだ。中国メディアによると、25年4月までの累計販売台数は40万台を突破している。

ファーウェイ、世界初の3つ折りスマホ「Mate XT」を発表 価格は約40万円~も400万台の予約殺到

*1元=約21円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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