明日25日(木)に初日を迎える「アース・モンダミンカップ」で、国内女子ツアーが今季の開幕を迎える。昨日23日からは、新型コロナ感染防止に向けた警戒体制が敷かれるコースで出場選手が各自調整を行っている。
“話題のマスク”を着用する原英莉花
会場入り2日目。原は大会への対策として、ある“秘密特訓”に励んでいる。それがドライバーのフェース部分を水で濡らしてショットする練習だ。「去年の16番で急に雨が降って、ドライバーが滑ったのが心残りでした(結果はボギー)。
昨年優勝争いを繰り広げた会場は、世界中で猛威をふるっている新型コロナの影響で、これまでとは大きく雰囲気が変わる。クラブハウスに入る前には検温が義務付けられ、37.5度以上の発熱が確認された場合は試合に出場することはできない。
さらに入場制限がかけられている会場には、昨年と比べ3分の1程度しか人がいない。コーチや関係者のみならず家族ですら入場を禁止されている。
クラブハウスなどではマスクの着用も義務づけられているが、ミズノ契約の原は、水着や陸上ウェアの素材を採用し同社が販売している夏用マスクを着用。「肌ざわりもよくて、洗いやすいのでおススメです(笑)。
昨年は2位タイで終えた大会だが、一昨年は予選落ち。このコースは原にとって、「木が高かったり低かったりで、上の空間がつかみにくい。苦手意識もあります。ティショットが難しいのが一番」と決して好印象とはいえない場所だ。「慎重に一打一打に集中して、風や雨にも対処できるようにしたい。
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