<伊藤園レディス 初日◇13日◇グレートアイランド倶楽部(千葉県)◇6741ヤード・パー72>
国内女子ツアーの「伊藤園レディス」初日は、キム・ハヌル(韓国)が「65」をマークし、単独首位発進を決めた。2打差の2位タイに地元千葉出身の大西葵、国内ツアーメンバーとして初優勝を目指す宮里美香、ツアー初優勝を狙う大出瑞月が並ぶ。

キュートなプラチナ世代 政田さんってどんな子?【大会フォト】
4アンダーの5位タイに黄金世代の吉本ひかるや先週活躍した木村彩子に本大会歴代チャンピオンの前田陽子ら7人が続いている。
注目の渋野日向子は2アンダーの20位タイと、まずまずの位置で週末へ。ムービングデーを迎える前に語った上位勢のコメントを一気に紹介。
■大出瑞月(5アンダー・2位タイ)
「今年はレギュラーツアー行ったり、ステップ行ったりと忙しく試合させてもらったんですけど、トータル的にショット力も上がり、一番はパッティングが普通に打てるようになったのがスコアがまとまってきている要因かなと思います。去年の6月ごろからコーチが変わったんですけど、見てもらってか らスイングを細かいところから調整していて、それがだいぶハマってき て、最近フェードがすごく安定して出るようになった。 コーチはオーストラリア人のスティーブさんという方に見てもらっています。
動画送ったり、ラインで連絡取り合いながらやっています。言葉は日本語翻訳をグループに入れて会話しています。 私が日本語で送って、英語に翻訳してくれて、スティーブさんから送 ってきたものが日本語に翻訳してもらってとやっています」
■宮里美香(5アンダー・2位タイ)
「全体的にショットもパットもよかった。17番の3パットでのボギー以外は完璧なゴルフだった。スタートからバーディが獲れて、今日はショットが安定していたのでバーディチャンスが多かった。ほとんどパーオンしていてアプローチをしなかったんじゃないかな。
楽しくやりたいというのが一番。(今後のスケジュールは)すごく悩んでいます、いつもフロリダで合宿しているんですけど、来年の試合のスケジュールがわかったら年明けに行くようにしたいと考えています」
■木村彩子(4アンダー・5位タイ)
「ミスショットしてもグリーンに乗っていたりとか、ミスがピンチになっていないのがいいし、それくらい安定していると思います。ドライバーもあんまりフェアウェイを外してないし、セカンドショットもいいので、そのあたりが良かったですね。ショットはいつも通りの練習をして、ロングパットの距離感を練習します。今週は毎日60台を出すことが目標なので、明日も頑張ります」
不動裕理(3アンダー・12位タイ)
「(ショットなど)いいところもあったし、寄せて拾ったということもあった。チャンスで入ってくれて、メリハリはある1日でした。
(大会4勝)でも私が相性よかった頃とは、距離もだいぶ変わっている。今はウッドとユーティリティばかり握っている。だいぶ慣れました。今までよく外していた1メートル前後のパットが決まってくれたのが大きい。でも、たまたまうまくいっただけです。この試合が今年最後。
最近は週1回はコースに行っているので、芝の上からのアプローチやパットに慣れてきました」
鈴木愛(2アンダー・20位タイ)
「途中まで良かったんですけど、17番が…。せっかく良かったのに何にも意味がない…、0点です。毎年池入るし、どこのコースでも池に入るし、池は大嫌いです。むしろショットはめちゃくちゃ良かったです。初めてのミスが17番で出てしまった。今日はショットを少しにしてパット中心に練習します。
17番の池にふたをしておいてください」