4月の「オーガスタナショナル女子アマチュア」にも出場し、プロトーナメントでの優勝争いも経験済みの上野菜々子が、4バーディ・1ボギーの「69」で回り、初日のトップタイから順位を落としたものの、トータル9アンダーの2位タイで折り返した。
上野菜々子、仲良しの安田祐香と2ショット
出だしの1番を3パットボギーとすると2番では3メートルのチャンスを外した。
この日初バーディで立ち直ったかに見えたが、8番まではパーの連続。「思うようなパッティングストロークができなかった」。そんな苦しい時間帯を振り払ってくれたのが、キャディの「順目のラインを深く読み過ぎている」という言葉と、同伴競技者で同い年の後藤未有からかけられたひと言だった。
「9番で後藤選手から『何さっきから外してんの? 早く入れてよ』って言われて(笑)。背中を押してもらったかたちで感謝しています」と、二人からの言葉で奮起。ハーフターン時にエネルギーチャージを行うと、10番でバーディ。後半だけで3つ伸ばし、スコアを3つ伸ばして一日を終えた。
これで2回目の最終プロテスト。戦い方はわかっている。
これで日程の半分を終え、合格圏内の20位タイは大きく上回っている。それでも慢心などはもちろんなし。「あした、あさってにならないと分からない感情がある。
■JLPGA最終プロテスト 2日目の成績
■JLPGA最終プロテスト 3日目の組み合わせ
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