<アジアパシフィックアマチュア選手権 事前◇1日◇ドバイクリークゴルフ&ヨットクラブ◇6986ヤード・パー71>
アジア太平洋地域のアマチュアプレーヤーナンバーワン決定戦が3日に開幕する。今年は6人の日本勢が、各国のトップ選手が集うドバイに乗り込んだ。
日本ツアーでおなじみの中島啓太、河本力、杉浦悠太、そして米国に拠点を置く阪根竜之介、森山友貴、欧陽子龍の3人がチームジャパンとして出場。今回は、オクラホマ州立大の『阪根竜之介』をご紹介。
これが坂根のドライバースイング!
【プロフィール】
■阪根竜之介(さかね・りゅうのすけ)
■1998年12月14日生まれ
関西生まれの明るい性格で、今回も日本人選手が集まれば、会話の中心になることも多い。高校から東京に拠点を移して国士舘に進学。大学から米国に渡り、ジャクソンヴィル大を卒業後、現在はフロリダ州立大学の大学院に所属している。
米国の大学進学を決めたきっかけは、大西魁斗ら同級生の影響だった。
「同い年の子たちが先に米国の大学に行くと聞いて、興味を持ち始めました。父からはプロになれと言われていたけど、日本の大学には行きたくなくて。レベルも高いと聞いていたし、米国のほうがいいなと思い始めました」と、渡米を決めた。
順調にいけば、来年の夏に卒業。「PGAユニバーシティのランキングで15位以内に入れたら、PGAツアーのサブツアーにも挑戦できる。それがダメなら、Qスクールや日本のQTも考えています」とプロゴルファーへの道を歩むつもりだが、描く未来の選択肢はひとつには絞っていない。

「2、3年やれるだけやって、ムリならプロゴルファーじゃない道も考えています」。大学院では、留学生の強みを生かして国際情勢を専攻。学部の卒業生には、外交官の道を選ぶ人も多い。もともとゴルフ優先で決めた専攻だったため、外交官志望…といわれるとまだ微妙なところ。「めっちゃシンドイですけど(笑)、英語の勉強だと思って頑張っています」と、文武両立の道を進んでいる。
今回がアジアアマ初出場。
「ドバイ、すごく楽しみです! 中東も初めてで」と笑うムードメーカーが、チームジャパンの一員として活躍を目指す。

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