米ジョージア州では今季初のメジャー大会「マスターズ」が開催され、世界ランキング1位のスコッティ・シェフラー(米国)が美酒に酔った。連覇を狙った松山英樹は14位タイに。
日本で行われた女子ツアーでは、上田桃子がミセス初優勝を挙げた。それらの結果を振り返る。
オープンフェースで右足を引く スコッティ・シェフラー連続写真
■海外男子メジャー「マスターズ」(4月7~10日、米ジョージア州・オーガスタ・ナショナルGC、賞金総額1500万ドル=約18億6000万円)
今季海外メジャー初戦「マスターズ」は、唯一2桁トータル10アンダーまで伸ばした世界ランキング1位のスコッティ・シェフラー(米国)がメジャー初優勝を挙げた。2位には最終日に「64」をたたき出したローリー・マキロイ(北アイルランド)が入った。
連覇のかかっていた松山英樹は3日目にスコアを落として、トータル2オーバーの14位タイ。交通事故から1年5カ月ぶりのツアー復帰となったタイガー・ウッズ(米国)は予選通過を果たし、トータル13オーバーの47位タイで72ホールを完走した。

世界アマチュアランキング1位の中島啓太、金谷拓実は予選落ちに終わった。
■国内女子「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」(4月8~10日、埼玉県・石坂ゴルフ倶楽部、賞金総額1億円)
今季初めて関東のコースでの開催となった戦いは、2日目に上田、岸部、大里の“桃子”3人がリーダーボードの上位から3人に並ぶ珍事に。そんな桜の季節に桃が満開となったトーナメントは、最終日に1イーグル・3バーディ・2ボギーの「69」をマークして、トータル9アンダーまで伸ばした上田桃子が頂点に立った。
史上最年少での3週連続優勝狙った西郷真央は、3打足らずに2位タイフィニッシュ。昨年大会覇者で、石坂ゴルフ倶楽部で開催された2019年の「センチュリー21レディス」を制している稲見萌寧も同じく2位タイに入った。

■マスターズ 最終結果
■富士フイルム・スタジオアリス女子OP 最終結果
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■タイガー・ウッズがオーガスタを復活の地に選んだ理由