「マスターズ」の決勝ラウンドを米国内で放映した米3大ネットワークのひとつ、CBSが最終日の視聴率を発表した。スコッティ・シェフラー(米国)が初制覇した最終日は平均で1017万3000人が視聴。
これは松山英樹が初制覇を達成した昨年より7%アップ。さらに米東海岸時間の午後6時45分~7時、シェフラーが優勝を決める瞬間は1316万人が視聴した。
優勝したシェフラーのスイングが独特【連続写真】
シェフラーと優勝争いを演じたキャメロン・スミス(オーストラリア)が12番パー3でティショットを池に入れトリプルボギーで後退したが、その後も視聴率は下がらなかった。
このTV視聴率は2019年、タイガー・ウッズ(米国)が5度目のグリーン・ジャケットを手にした大会に次ぐ高視聴率となった。
昨年、フィル・ミケルソン(米国)が「全米プロゴルフ選手権」を最年長記録で勝利した最終日の視聴は658万3000人だった。
またウッズがツアー競技に復帰した予選ラウンドを放映した米スポーツ専門チャンネルのESPNは、マスターズの過去最高視聴率を記録。
第1ラウンドの木曜日は平均で280万人が視聴し、昨年より21%アップ、またタイガー・ウッズの予選通過が掛かった第2ラウンドの金曜日は350万人が視聴し、昨年より31%増加した。
また、インターネットによるストリーミング視聴はCBSスポーツ、パラマウント+プラットフォームともに最終日は過去最高を記録したとCBSは発表している。(文・武川玲子=米国在住)


【関連ニュース】
■マスターズ優勝賞金は3億3500万円 総額は18億6000万円で大幅アップ
■「やわらかいのに緩みが出ない」マスターズ王者、S・シェフラーは“アプローチ”のように“パッティング”する
■小平、金谷出場 米男子初日のスタート時間
■マスターズ優勝、S・シェフラーに贈られた最高の賛辞【舩越園子コラム】
■タイガー・ウッズの電撃復帰で、『ツアーB XS』が『プロV1』を猛追へ!【ボール売り上げランキング】