昨年6月のプロテストに合格したルーキー・篠崎愛(しのざき・まな)が圧巻のプレーをみせた。前半を3バーディ・1ボギーで折り返すと、バックナインで6バーディ・ボギーなしの「30」をマーク。
藤田光里はスマイル全開【現地フォト】
「めちゃめちゃ乗って、めちゃめちゃパットが入ってくれた」。パーオンを逃したのは、ボギーとしてしまったわずか1ホールのみ。残り17ホールはバーディパットを打ち続け、9つのバーディを奪った。ショットは得意と自負しているが、今季4戦を終えてなかなか決まらなかったパッティング。初日を27パットでまとめた裏には、“ボール1個”の違いがあった。
篠崎には悪いクセがあるという。「パッティングのアドレスで、ボールに近づいてしまうことがあるんです。後半、ボール1個分離れてアドレスしたら、本当に気持ちよくカップインしました」。自身初のハーフ「30」を達成し、2019年以来の自己ベストタイとなる「64」をマーク。そして大会コースレコードを2打更新した。
2週間前の下部ツアー「ツインフィールズレディース」では、2位タイ発進を決めるも、2日目は25位タイ、最終日は53位タイと順位を落としていった。
【そのほか上位選手のコメント】
■吉本ここね(2位タイ:6アンダー)
「2日目もまた一段と難しくなると思うので、気を引き締めてアンダーパーで回ることが出来るように頑張りたいと思います。今週は、たくさんバーディを取りたいと思って臨んでいるので、パッティングが入ってくれて良かったです」
■川崎春花(2位タイ:6アンダー)
「2日目もアンダーパーを目標に頑張ります。
■松田鈴英(5位タイ:5アンダー)
「もっと伸ばせたと思います。ショットはやっと良くなってきましたが、パットが本当に酷いですね。初日は一回もいいストロークができなかったです。あと2日間が心配なので、これから練習して調整したいと思います」
■徳永歩(5位タイ:5アンダー)※アマチュア
「プロの試合は初めて。ティイングエリアでは緊張していましたが、スタートホールでバーディが獲れました。
■ECCレディス 初日の成績
■ECCレディス 2日目の組み合わせ&スタート時間
■篠崎愛 プロフィール
■6月合格組 全員の名前と顔をチェック!
■リシャール・ミル ヨネックスレディス 初日組み合わせ