
「イトーキ東京ロジスティクスセンター」「イトーキ東京テクノパーク」は首都圏および東日本への配送を担う物流拠点として2004年に開設し、約20年にわたり稼働を継続。
今回、物流の「2024年問題」が喫緊の課題として迫る中、「イトーキ東京テクノパーク」の機能を「イトーキ東京ロジスティクスセンター」と「イトーキ東京BASE」に分散し首都圏への供給網を再構築することで、従来の130%の配送効率の実現を目指すとしている。
さらに、効率的かつ快適なオフィス空間をデザインすることで、ワーカーの働く環境をサポートするとのことだ。

また、人口の多い東京に拠点を構えることで人材不足にも対応。トラック輸送から貨物輸送へ、環境へ配慮した輸送もより進めていくとのことだ。

また、「イトーキ東京ロジスティクスセンター」にはパレットラックを多く採用しているほか、上り下り専用のダブルランプウェイによる構内の混雑緩和、雨天作業可能な屋根を構えた中央ランプにより、倉庫稼働率の向上と車両待機時間の削減による効率的な運用を目指すとしている。
なお、移転した土地は大雨・洪水リスクの少ない平地で、建物には横揺れに強い免震構造を採用。また停電時には自動的に電力供給が開始され、3日間(稼働8時間)の最低電力を維持することが可能など、災害発生時のリスクを最小限に留めるとのことだ。