日立、浸水予測Webサービス「FloodS」を構築 気候変動に伴う浸水リスクを高速シミュレーション 環境省が提供開始
日立製作所(以下、日立)は、環境省の請負事業のもと、アジア太平洋地域をはじめとする開発途上国での利用を想定した、浸水予測Webサービス「FloodS」を構築し、環境省が無償提供を開始した。

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浸水予測Webサービス「FloodS」同サービスは、河川氾濫、降雨、高潮による浸水状況の時間変化を高速にシミュレーションし、Webブラウザーの地図上に予測結果を表示するもの。


気候変動に脆弱なアジア・太平洋諸国などの行政官向けに提供し、水文の専門知識を持たないユーザーであっても、直感的な操作で容易に浸水シミュレーションが可能となっている。

同社は同サービスにより、開発途上国における気候変動による浸水リスクの把握や気候変動への適応策の立案を支援するとのことだ。