
同取り組みは、被災地における避難所での通信支援を目的に、石川県と総務省の要請と協力に基づいて実施するもの。
Starlinkのユーザー端末Starlinkはアンテナが小型・軽量のため運びやすく、短時間での設置とWi-Fi環境構築が可能。また、通信衛星が地表からの距離が近い高度550kmの低軌道上に配置されていることから、低遅延かつ高速なインターネットを提供するという。Wi-Fi対応機器があれば、au以外の通信事業者を利用している人も無料で利用できるとのことだ。

なおKDDIは、別途、能登半島地震のエリア復旧において車載型や可搬型、船舶基地局のバックホール回線にStarlinkを利用しているほか、自衛隊や自治体、電力会社などへStarlinkの提供も行っており、今回提供とあわせて約700台のStarlinkを支援に活用している。