エアコン試運転率に関する調査同社製エアコンのIoTデータをもとに2023年シーズンのエアコン試運転率に関する調査を実施した結果、エアコンの試運転率は気温の上昇に伴い4月から6月にかけて上昇。
同社は、「設定温度18℃の冷房運転を約10分間」で試運転を行うことを推奨しているが、試運転率は7月にピークを迎えるものの、調査対象のエアコン全体のうち約9%しか実施されていないことがわかった。
同社は、例年気温のピークに合わせてエアコンに関する問い合わせも増加するため、修理対応などで待たせしてしまうことも起こりえることから、万が一の故障時に困らず手入れによる省エネ効果を得るため、早めのエアコン試運転をすすめている。
ヤフー・データソリューションのデスクリサーチツール「DS.INSIGHT」で「エアコン 故障」と、春から夏に食卓に上る機会の多い「そうめん」「たけのこ」の検索数を比較したという。
同社は、「そうめん」の時期にエアコンの故障に関する検索が増えることからも、「たけのこ」をよく見かけるようになったら、エアコンの試運転を実施することを推奨するとのことだ。
調査対象:シャープ製エアコン(2018年~2023年モデル)のIoTデータ
調査期間:2023年4月1日~2023年8月31日
調査方法:調査期間中の初めての冷房18℃運転を試運転として実施日を集計
<参考>
シャープ エアコンIoTデータ調べ『エアコン試運転率に関する調査』