
イケア、未来の「家での平等」実現に向けた取り組み「Life at Home 2050」本格始動イケアは、社会の平等・公平は家庭から始まるという考えのもと、「イクオリティ」「ダイバーシティ」「インクルージョン」の推進に力を入れている。
今年6月から3回にわたり実施されたワークショップでは、同取り組みに賛同するAn-Nahal、花王、パナソニック コネクト、Laere、ルートートの部門担当者や有識者が、企業や個人としてのジェンダー平等に関する見解や取り組みについて共有し、未来洞察を実施。
また、「やっぱり家の日」である8月1日に開催されたシンポジウムでは、ワークショップに参加した企業関係者や有識者とともに、家での平等に関する現状と課題を共有し、より良い未来に向けて議論を深めたとのことだ。

■家での暮らしについて不満に感じている人の割合は、男性より女性が多い
家での快適さや満足度についてパートナーと同居している男女で比較すると、いずれの年代も女性のほうが不満に感じていることが分かった。特に仕事や家庭、その両方に追われている35-49歳の女性の多くが不満を抱いているという結果に。

家での平等に満足を感じる理由は、男女ともに1番は「お互いに思いやり・敬意をもって接しているから」と全体の半数近く(42.3%)が回答。


家と職場、社会での平等についての満足度について、家での平等に満足していると回答した人(「とても満足している」「やや満足している」の合計)は58.6%と半数以上に。しかし、職場、社会とマクロになるにしたがって、満足している人の割合が急激に減っている。

イケア・ジャパン『現在の平等な家での暮らし、職場、社会に関するアンケート』