
©Alexandre Ferdinand Maubert「ここきよ」は、漆産業の「伝統と革新」を掲げる佐藤喜代松商店が中心となり、「小さく豊かに暮らす。」を標榜する日用品メーカー、COCOOが参画して作り上げた空間。
施設内では、伝統的な金継ぎ体験や本漆を使った新しい漆製品の製作が体験でき、製作した作品をその日のうちに持ち帰ることができるという。
また、COCOOの漆タンブラー「KISSUL」や紙漆カップ「KOMLA」の製造工程を直に見ることができ、COCOOのものづくりの根幹や漆職人の姿をより身近に感じるこることが可能。
同社は、あらゆるものづくり産業のつくり手、使い手、伝え手の出会いの場として、また漆の未来を語りあえる場として、誰もが漆に関わりたくなるような柔軟で有機的な空間を提供するとしている。