
Uber Taxi、静岡県の沼津・熱海・三島・富士宮・富士市で新たにサービス開始同社によれば、静岡県内ではサービス開始前からアプリ起動ユーザー数が多く、特に訪日外国人による移動ニーズが高まっていたとのことだ。2024年の外国人旅行者数は126万人に達しており、今後も旅行者の増加が見込まれるとしている。
一方で、静岡県では自家用車の利用率が高く、公共交通機関の利用者数が減少している状況に加え、運転手の高齢化なども背景に、地域での移動手段不足が社会課題となっている。こうした中で、地元タクシー事業者と連携し、配車効率の向上を図る取り組みとして「Uber Taxi」の提供を拡大する方針を示した。
今後は静岡県内の他都市でも年内にサービス開始を予定しており、移動手段の利便性向上と地域経済の活性化に寄与するとしている。
「Uber Taxi」は、アプリ上で乗車地と目的地を入力するだけで配車が可能な仕組みであり、見積もり料金や到着時間を確認した上で、近隣のタクシーとのマッチングが行われる。アプリには自動決済、チャット機能、多言語対応、相互評価システムなどが備わっており、利用者とドライバー双方にとって利便性の高い設計となっているという。
また、月額498円または年額3,998円で加入できる定額サービス「Uber One」に登録することで、優先マッチングや10%相当分のクレジット還元などの特典が受けられるとのことだ。