
順次導入される再生材100%の本体導入するリサイクル原料は、破損や劣化により回収された発泡スチロールを再生したもの。石油由来のバージン原料に比べ強度が異なることから、パルシステムは2023年より検証を重ね、実用に向けた最適仕様の検討を進めてきたという。
新たな保冷箱は「本体」と「ふた」に分けて運用され、ふたはすでに約20%の切り替えが完了している。本体についても順次導入を進め、約50%の切り替えを予定している。
加えて、保冷箱のデザインも刷新される。キャラクター「こんせんくん」にリサイクルを想起させる図柄をあしらい、再生材使用を明記した仕様に変更されるとのことだ。

これらの取り組みに加え、配達箱の再利用や袋の回収・リサイクルなど、循環型の配達システムを活用することで、さらなる環境負荷低減を目指すとしている。
