
■初動は限定的、価格と買い替えタイミングが決め手
調査の結果、予約開始から発売日前後での予約による即時購入は5.6%にとどまった。一方で「在庫が落ち着いてから購入」や「購入予定なし」「未定」を合わせた“すぐには動かない層”は74.4%を占めた。値下げ後を含めて「即時または後日購入する意欲あり」と回答した層は50.2%に上り、潜在的な需要は一定数存在することも判明。
スマートフォン種別では、iPhoneが85.4%、Androidが14.6%とiPhone優勢ながら、即購入比率はiPhoneユーザーが6.1%、Androidユーザーが2.7%となった。iPhoneユーザーの中でも、発売直後は慎重な姿勢がうかがえる。
iPhone17への購入意欲について
■iPhone17を予約購入する層、20代~40代男性で7割近く占める
上述の質問で、予約開始から発売日前後で予約すると回答した即時購入層を年代・性別で分類すると、「男性20代」が25.0%、「男性40代」が25.0%で半数を占め、次いで「男性30代」が17.9%と続いた。

■購入をためらう理由、価格55%・買い替え時期45%・進化実感21%
見送り・未定層に限定して理由を集計すると、「価格が高い」が55.4%で最多。次いで「まだ買い替える時期ではない」が45.0%、「必要な進化を感じない」が20.9%、「データ移行が面倒」が5.2%だった。
■購入チャネルは、キャリアECとApple Storeに二極化。オンラインは5割超
iPhone17に購入意欲がある層の購入チャネルは、「キャリア(インターネット)」が37.5%、「Apple公式サイト」が17.9%と、オンラインが5割超だった。店舗では、「キャリア(店舗)」が17.5%、「Apple Store(店舗)」が14.3%と続いた。
■期待機能は、バッテリー・カメラ・処理性能
iPhone17シリーズに一番期待する機能では、「バッテリー(電池持ち)」が35.6%と最多。次いで「カメラ・ズーム」が30.1%、「処理性能・チップ」が21.3%と続いた。【調査概要】
調査対象:日本在住の10代~60代の男女500人
調査期間:2025年9月6日~9月8日
調査方法:クラウドワークスを使用したインターネットアンケート調査
※自由記述は主たる要旨で1カテゴリにコーディング(単一付与)、ダブルチェックで分類を確定(n=239)
<参考>ヤマネックス「iPhone17購入意向調査」