
上越観光の新たな拠点「鈴⽊旅館」の誕⽣へ同旅館は、新潟県上越市⾼⽥にて、明治期の創業以来120年以上にわたり、旅⼈や⾏商⼈を迎えた旅館業を営み、10年以上前に廃業した施設。
今回の事業は、国指定重要⽂化財「浄興寺」の参道「⼤⾨通り」を拠点に、滞在型観光交流エリアを整備・活性化する「浄興寺⼤⾨通りスクエア」構想の一環として、大島グループと協業で実施。景観改善や周辺の商店街・施設の再⽣に取り組むという。
事業構想では、⾼⽥エリアのウォーカブルシティ(※)化を掲げ、宿泊・飲⾷・オフィス・観光をエリア全体で体験できる、新しい情報発信拠点として「旧鈴⽊旅館」を再⽣するとのことだ。
また、⾼⽥エリア周辺の住民に向け、解体中の「旧鈴⽊旅館」を舞台に学びや楽しみの場を提供するイベント「TAKADA HISTORY MARCHE」を開催。同事業の構想と「旧鈴⽊旅館」のリノベーション計画の披露を兼ね、完成までのプロセスを街全体でシェアしながら事業を進めるとしている。

■「TAKADA HISTORY MARCHE」概要
⽇時:2025年9⽉23⽇ 11:00~16:00会場:旧鈴⽊旅館前(〒943-0831 上越市仲町3丁⽬17)
(※)⾞中⼼から⼈中⼼へ。「歩いて暮らし、歩いて楽しめるまち」を⽬指す都市デザインの考え⽅