3月23日(月)深夜、俳優の伊藤健太郎がパーソナリティを務めるラジオ番組「伊藤健太郎のオールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送・毎週月曜27時~)の最終回が放送され、伊藤が番組リスナーやこれまで携わってきた関係者に感謝の思いを伝えた。

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伊藤は、2018年2月に「健太郎のオールナイトニッポンR」としてラジオパーソナリティに初挑戦し、土曜日の月1回レギュラーを経て、約2年にわたって1人語りの放送を届けてきた。

この日、伊藤をねぎらう沢山の花のプレゼントがスタジオに贈られ、「お花屋さんになるのかなってくらいスゴくて、ビックリしました!」と、伊藤は驚きながらもお礼を述べた。

伊藤健太郎「宝物のような時間だった」 ラジオ最終回で感謝の思い語る

さらに番組冒頭、2019年4月から最終回までの1年間を収めた「伊藤健太郎のオールナイトニッポン0(ZERO)」のDVDが第2弾として発売されることも報告。番組中盤では、計61回にわたる放送の中で、番組に出演したゲストとの思い出や、リスナーと盛り上がった特別企画など、印象に残ったエピソードを年表に沿って振り返った。

「“月曜日にラジオをやって1週間が始まる”というスタイルが今日で終わってしまうのが、いまだに想像がつかないというか、実感が湧かない……」と漏らしていた伊藤は、最終回を惜しむリスナーのメールを読み上げながら、改めて現在の心境を明かした。

「僕もみなさんに感謝していることはたくさんあります。なんだろうな……、ちょっと言いたいことをいっぱい考えてたのに、今、全部忘れちゃったよ(笑)。でも、月曜日のラジオというのは、本当に自分の中でもすごく楽しい時間で、今だから言うと、正直、『しんどいなぁ』とか『キツいなぁ』とか思う日もたくさんあったんですけど、なんかこのラジオにくると、(ADの)すなおくんがバカなことを言ってたりとか、ディレクターの米田さんとか(構成作家の)ダビさんとか、みんなでなんでもないような話をしていたりとか……ヤバいな、これ。

そういうのをしている間にラジオ本番が始まり、リスナーのみんながバカみたいなメールを送ってきてくれて、それがすごく僕のことを復活させてくれたというか、それで『火曜日からまた頑張ろうかな!』っていうエンジンにもなっていたので、本当に素敵な宝物のような時間を過ごさせていただきました」

伊藤健太郎「宝物のような時間だった」 ラジオ最終回で感謝の思い語る

1つ1つの言葉を噛みしめながら、リスナーや関係者に向けて、自身の大ファンであるSMAPの『ありがとう』を選曲した伊藤。幼少期から幅広い音楽に精通していた伊藤は、これまでの放送でも、自ら持参したレコードに針を落としてさまざまな楽曲をオンエアする企画や、リスナーにピッタリの1曲を届けるコーナーを実施してきた。番組終盤、この2年間の番組内でかかった楽曲数が“434曲”にのぼることをリスナーから告げられると、「いろいろな曲が流せて楽しかったですね。本当に終わっちゃうんだね」と吐露。

伊藤健太郎「宝物のような時間だった」 ラジオ最終回で感謝の思い語る

伊藤にとって“ライフワーク”になっていたラジオは、「唯一、自分の声で、生で、思いを伝えられる空間」だったという。

終始ラジオ愛が溢れる放送となった最後、「また絶対に帰ってきたいなと思っていますので、お別れの言葉はこれにしたいと思います。“それではみんな、またね!”」と笑顔で再会を約束した。

伊藤健太郎「宝物のような時間だった」 ラジオ最終回で感謝の思い語る

なお、ツイッターでは、『#伊藤健太郎ANN0ありがとう』というハッシュタグとともに、リスナーから伊藤へ向けた感謝のメッセージが綴られている。

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