4月12日(日)深夜、エイベックス株式会社の代表取締役会長CEOである松浦勝人ことmax matsuuraがパーソナリティを務めるラジオ番組「max matsuura 仕事が遊びで遊びが仕事」(ニッポン放送・毎週日曜25時~)が放送され、クリエイターがマネタイズすることで受ける批判について松浦氏が意見を述べた。
毎回アシスタントに、フリーアナウンサーの荘口彰久を迎えて放送しているこの番組。
この作品は、作者個人のTwitterアカウントで、100日間毎日無料で公開されてきた。しかし、連載終了の余韻の中で立て続けに書籍化やアニメ映画化、グッズ化などの展開が発表されると批判の声が噴出。これを受けて松浦氏が、クリエイター側の目線からコメントした。
松浦:だって人気あったんでしょ? それでいいじゃないですか
荘口:ただ、「それでお金儲けですか?」ってことで、急に怒る人とかいるわけですよ。タダでずっと100日間楽しんできたのに、「おい、なんで金儲けしようとするんだ!」みたいな感じになって
松浦:エンターテインメントを作ってる側からすると、何とも言えないですね。(マネタイズできないなら)じゃあ作れないですね
荘口:もうちょっと間を置いて、(メディア展開の発表を)すれば良かったんですかね?
松浦:でもそれは、たたみこむようにやらないとね。だって最終回が一番盛り上がるわけじゃないですか。そこから日にちが空けば空くほど(話題性が)下がっていっちゃうわけで
荘口:もし2週間後に発表しても、「まだ早いよ!」とか言う人はいそうですね(笑)
松浦:それはいるでしょう。まぁそれ言った人、誰が最初か知らないけど、何にでも言ってんじゃないですか? いろんな話題とか、何かそういうものに対して。(『100日後に死ぬワニ』を)見てなかった人が、その話だけに食いついてきて文句言ってるっていう
荘口:とりあえず、そういうことに全部抗議する人もいますよね
松浦:最近の日本の特徴ですね。
クリエイターの立場から松浦氏は、騒動となった『100日後に死ぬワニ』のメディア・商品化展開について理解を示した。
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