7月17日(金)深夜、お笑いコンビ・三四郎の小宮浩信と相田周二がパーソナリティを務めるラジオ番組「三四郎のオールナイトニッポン」(ニッポン放送・毎週金曜25時~)が放送。小宮が、「世界まる見え!テレビ特捜部」(日本テレビ系)の収録舞台裏を明かした。
「世界まる見え!テレビ特捜部」といえば、ビートたけし、所ジョージらが出演し、世界各国の「テレビ番組」を紹介する人気バラエティー。超過激番組や爆笑ドッキリなどのバラエティーだけでなく、各国で話題のドキュメンタリーも取り上げている。そんな、“まる見え”に、小宮はゲスト出演したという。
小宮:“世界まる見え”の収録があったんだよね。もうOAは終わったんだけど。メールでね、事前に言われるんだよね。『衣装が汚れる可能性がある』って。
相田:はいはいはい。
小宮:汚れる可能性があるのは、なぜかというと、たけしさんがオープニングでね、若手芸人にイタズラを仕掛けてくるんだよね。
相田:そうね。
小宮:たけしさんが、“お祭りにいるおっちゃん”みたいな仮装をして、『ラムネはいるかい?』って言って、ラムネの液をかけてきたり……。ドロドロで、真っ白なやつね。
相田:ビッチョビチョになるからね。
小宮:ビチョビチョになって、汚れて、それでオープニング。まあ、OAで言ったら、5分ぐらいだよね。5分ぐらい経ったら、(僕たちは)ジャージになってるんだよね。しかも、オープニングからたけしさんや所さんを待たせるわけにはいかないから。ジャケットからジャージに着替えるんだけど、早着替えね。
相田:そうだね。
小宮:『ちょっと、早めにお願いします』みたいな。
相田:ははははは(笑)
小宮:髪の毛もカピカピの状態で、出ないといけなくて。『それがまたあるんだ』と思ってた。そうしたら、この時期ってこともあるのかな? わからないけど、『汚れるって可能性がなくなりました』っていうメールが届いて。『その代わり、CO2』っていうのだけ書いてあった。タンガスね、たぶん。タンガスってことね。
相田:はいはいはい(笑)
小宮:『ああ~、それがあるんだ』と思って、スタジオに入って。楽屋に入って、ご挨拶するってことで。所さんの楽屋に行ったら、『おお~小宮!』って毎回、世田谷ベースのアイテムをくれるんだよね。
相田:ああ~くれるね。
小宮:人形とか、手ぬぐいとか。
相田:ああ~はいはいはい。
小宮:『そうなんですね、残念です』って言ったら、『楽しみだったのにな~』って。『(パンサーの)尾形さん、(ジャングルポケットの)おたけさん、小宮さんって挙げていたんです』って。『そのラインナップかい!』と思い。
相田:ははははは(笑)
小宮:ちょっと良くないな~。
相田:なるほど。
小宮:そして、『あんまり言えないんですけど、スタジオの中にちょっと仕掛けがあるので、驚いてください』って感じで言われて。怖いなと思って。それでスタジオに入るんですけど、椅子が置いてあって。みんな椅子に座るんだけど、『小宮さん、こちらです』って明らかに一人だけ、変な椅子だった。
相田:ははははは(笑)
小宮:スタッフさんが作ったような、普通の椅子じゃないのね。
相田:はいはいはい。
小宮:そうしたら、また僕に戻ってきて、プシューって。
相田:ははははは(笑)
小宮:『結構、長目だな~タンガス』って思って。それで、一回中断になって。たけしさんと所さんは久しぶりのスタジオ収録だったから、気合入ってたみたいで。『あ、だから長かったんだ』と思って。そこから収録があるんだけど、収録がね、1時間半あったんだけど、そこから40分ぐらい、ずっと寒いのね。タンガスで寒いってのがあるんだけど。それも関係なく、VTRを見てて。
相田:うん。
小宮:それでVTRが終了して、所さんが『ウエンツ、どうだった?』って振って。『カレンちゃんは?』、『これこれこうで……』って答えて。そして『小宮は?』って聞かれて、僕が『そうですね~……』ってちょっと喋った時に、椅子がプシューってゆっくり下がっていく。しょぼくない?
相田:ははははは(笑)
小宮:すごいVTRを見たあとに、下がりきることもなく、50㎝ぐらいプシューって。『どう? 騙されたでしょ?』って聞かれて、『いや、コードあるしな』と思って。
相田:もっと派手なのかと思うよね(笑)
小宮:そうそう! 今、セルフでもできる。コードいらなかったんじゃない!? 僕が喋るたびに下がるわけよ。違うVTRがあって、僕が喋るたびに下がる。
相田:え? 一回、上がるってこと?
小宮:VTR中に、プシューって上がっていく。
相田:ははははは(笑)
小宮:『これって、無かったことですか?』とか言ったりして、僕も。『え!?これ、編集でカットですか? 繋がらないから』って。でも律儀にまた上がって、(所さんが)『ウエンツ、どうだった?』、『カレンちゃんは?』、『じゃあ、小宮は?』、またプシューって、ちょっと下がる。僕が喋り出してないのに、『小宮は?』ぐらいで下がる。
その後、予想していたよりも規模が小さいドッキリだったことから、笑いが起こるか心配だったと語る小宮。予想に反して、「ウエンツさんもたけしさんも大笑いしてた」と振り返り、その結果、「笑いの取り方が、尾形さんとおたけラインなのね。本当に」と締めくくった。