杉浦:結婚して15年目になります。
自見はなこ:杉浦さんのご実家に辻さんが初めて訪問した際、家に入るとすぐに「ご先祖さまにお線香をあげさせてください」と言われた。この言葉を聞いて、杉浦さんはご結婚を意識されたそうですね。
杉浦:そうですね。うちの母に挨拶に行ったとき、「お邪魔します」のあと、すぐに「お線香をあげさせてください」と言ったことに、とても驚きました。「この人と結婚したら家族を大事にしてくれるのかな」と感じました。母も感心していました。
淵沢:このころ、辻さんはまだ19歳でした。
杉浦:逆に、妻の実家へ行ったときに辻パパ、辻ママとお正月を過ごしたのです。すごく居心地がよくて、仲良くなれると思いました。甘えつつ、最低限の気配りはしながら。
自見:すごいですね。ご結婚を発表されたとき、辻さんのお腹には赤ちゃんがいらっしゃいました。初めての妊娠ということで、奥様は大変だったそうですね。
杉浦:結婚の記者会見をしてから、2ヵ月後に結婚式だったのです。神父さんにも「妊婦なので早めにお願いします」とお伝えしました。神父さん側も「わかりました」ということだったのですが、私たちに対してテンションが上がってしまったのか、「聖書を1冊分読んだのかな?」というくらい語っていただいて(笑)。私たちも初めてだったので、「こういうものなのかな」と思っていました。私はいいのですが、(妊婦の)妻が大変だったと思います。でも、いまではいい笑い話になっています。
自見:検診にも立ち会われているそうですね。
杉浦:男って、親になる意識がどうしても女性より遅いのですよ。
自見:お子さん4人ともですか?
杉浦:4人ともです。
淵沢:お仕事をしながらだと大変ですよね。
杉浦:仕事のスケジュールもずらしてもらいながら、一緒に初めてを味わおうと思っています。妻からは「一緒に来なかったら抱っこさせない」と言われています(笑)。
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